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2011年06月 アーカイブ

インターナショナル・モーターショー

この年9月26日~10月9日の会期で開催された第11回モーターショーは、前回までの『全日本自動車ショー』の名称を廃し、『東京モーターショー』と改称しました。


これは開催地の都市名を冠するヨーロッパ先進国のそれと歩調を揃えることにより、国際的な知名度の滲透を図ったものです。


モーターショーの変容はそればかりではありません。


この11回からごく一部ですが、外国車の出品参加が実現しました。


トライアンフ(英)、ジープ・ワゴニア(米)、ハフリンガー(オーストリア)の各モデルが中古車情報の多い日本車と並んで展示され、まがりなりにもインターナショナル・モーターショーへの第一歩をしるしました。


この年のモーターショーを彩った新しい芽はほかにもあります。


素人眼にはいつ見てもただ華やかで、会場内は通勤ラッシュ同然の人垣に埋まるショー風景と映るでしょう。


しかし経済・社会の動向や時代の風潮を踏まえて観察すれば・・・


やはりそこには世相と連動して、きたるべき時代に対応しようとする自動車業界の姿が、浮き彫りにされていることに気づくはずです。


多くのバリエーション

芽はやがて若木に育ち、時を経て空を圧する大木に成長します。


すでに通り過ぎた年代だけに理解も早いと思いますが、芽を30年代、若木を40年代、大木を50年代に置き替えてみれば興味もふくらみます。


そこで、さてどんな芽がこのショーに出ていたのでしょうか。


・・・次にそれを見ることにしましょう。


俗に3ナンバー車、道路運送車両法に言う普通車の国産モデルが、このショーに初めて顔を揃えました。


セドリック・スペシャル(2825㏄)、クラウン・エイト(2599㏄)、グランド・グロリア(2494㏄)などで、これらは言うまでもなく、国際化本番に備える国産メーカー側の、フルライン整備の一端と見てとれます。


次に中古車の検索サイトなどでも人気の高い国産乗用車と言えば・・・


30年代にあってはデラックスとスタンダードの2本立てが決まり相場で、バリエーションはゼロ、まれに4ドア、2ドアの両立てが見られた程度です。


それがこのショーに至ってがぜん様変わりの観を呈し、クーペ、GT、コンバーチブル、スポーツと銘打つ多くのバリエーションを登場させています。


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