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2011年08月 アーカイブ

"本格的なファミリーカー"

第2弾はやはり軽規格のマツダキャロル360。


これは37年2月に発売されました。


第3弾が同年11月発売のマツダキャロル600で、586㏄のエンジンを積みますが、ボディスタイルは同名360と同じです。


ただし長さと幅をわずかに拡大しています。


このあとにデビューしたのが今回のテーマにとりあげたマツダ・ファミリアセダンで、このモデルは39年10月1日に発売されました。


ファミリアとはイタリア語で『家族』を意味します。


大衆需要を啓発するのに有効なネーミングと判断しての命名であったかと思いますが・・・


今と違って当時の家族持ちの大衆層には、乗用車を購入する余裕はありません。


当時は今ほど中古車情報もなかったのです。


しかしマツダのマーケティング当事者は余程『家族』にこだわっていたようで・・・


37年2月発売のキャロル360あたりから、さかんに『本格的なファミリーカー』をキャッチフレーズに使っていたのを思い出します。


ファミリアセダンの発表会は、昭和39年9月11日東京のヒルトンホテル(現キャピトル東急ホテル)に多くの報道関係者を集めて開催されました。


挨拶に立った松田恒次社長は・・・


『当社は今般本格的なファミリーカーとして、800㏄のセダンを発売する運びとなりました。


年末には月産台数3500台を実現できるものと考えております』


話術に巧みな恒次社長は、同社の発展計画として策定したピラミッド・ビジョンを引用しながら、ファミリアセダンの、同社商品系列における位置づけにも言及。


自信のほどを印象づけました。


中古車検索サイトなどを見るとよくわかりますが、今でも人気がダントツで高いのはやはりファミリーカーです。


この発表を報道する翌日の新聞のなかから、毎日新聞の記事を参考までに掲げておきます。


昭和39年9月12日付(毎日新聞)です。


・・・


"加速、経済性に特色"


"東洋工業でファミリア800発表"


東洋工業(松田恒次社長)は11日、小型乗用車ファミリア800を発表。


オーナードライバーをおもな対象とするファミリーカーで、エンジンは総アルミ合金、水冷4気筒800㏄、42馬力で最高時速は115キロ。


・・・

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