« 2011年12月 | メイン | 2012年02月 »

2012年01月 アーカイブ

自動車産業とライフサイクル

今後の日本自動車産業の活路としてすでに実行段階に入った海外進出やスバル 中古車の強化、国際提携の具体的実績がどうでるか・・・


これが、重要な試金石となるはずです。


ある教授は、その最後の著作『インダストリアル・ルネッサンス』において、自動車産業は単なる成熟産業ではなく脱成熟産業への道を今や踏みだしつつあることを明快に指摘しました。


・・・彼によれば、すべての産業にはその技術の発展や変化と関連したライフサイクルというものがあります。


つまり、幼稚段階から成長段階に入りやがて成熟段階に入って、成熟段階を過ぎると衰退期が訪れるのです。


一般に技術革新には、製品そのものの特性や製法まで根本的に変えてしまうラジカルな製品技術の革新と、一定の技術体系・・・


例えば標準化による大量生産技術のようなものが確立してしまって、その技術体系のもとで絶えず追加的につみ上げられて能率や品質の向上を促進する工程技術の革新があります。

新しいライフサイクル

産業ライフサイクルを変えるような大きな影響力をもつのは、いうまでもなくラジカルな製品技術の革新ですが、真空管がトランジスタに変り、さらに半導体や集薔路が出現したこと・・・


現在でいうとセラミックスや光ファイバー、遺伝子工学の出現のような・・・


この種の技術革新は、いつもどのような形で出現し、実用化されるか簡単に予測できないのです。


それは突如として出現することが多いです。


そして、いつの間にか中古車の検索にある自動車にも使われるのです。


それに比べて工程の技術の革新は、これがつみ上げられていくことによってその産業の成長を促進するとともに、成熟段階に入ったその産業の寿命を延長する作用をもっています。


しかし工程技術の革新も、一定の大量生産技術体系のもとで製品の設計やコンセプトにさしたる変化のないまま量産効果によるコスト・ダウンに貢献するだけであるのなら、その産業の成熟期を引きのばすだけの効果しかもたないのですが・・・


周辺技術の進歩を取りいれ、かつこれに刺激を与え製品コンセプトに重要な変化や多様性を実現する場合には、単に成熟期を引きのばすだけでなく、新しいライフサイクルを生み出すことができます。

About

2012年01月にブログ「★いい中古車の見分け方★」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2011年12月です。

次のアーカイブは2012年02月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

なし